上沼恵美子が“芸能界の神様”と崇める人とは?「人生の厚みが言葉に生きてる」「化粧は私の方が濃い」

[ 2023年4月17日 16:19 ]

上沼恵美子
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 タレントの上沼恵美子(68)が17日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」で、“芸能界の神様”との初対面について語った。

 関西の視聴率女王と言われた関西テレビ界を知り尽くす上沼。東京との違いについて、「東京はテンポが早いというか。すぐ次へ行こう…って。MCさんもカンペ見てささっといってはる。そうなんや…ここでちょっと話膨らませようとか、面白おかしく横へそれるとか全然できないねん」と説明した。

 打ち合わせ通りが鉄則の東京で昨年、上沼は禁を破ったという。テレビ朝日「徹子の部屋」に初出演。スタッフとの綿密な打ち合わせの後、初対面の黒柳徹子に本番で、予定にない相談をぶつけてしまったという。「“私仕事もなくなってきて引退を考えてるんです”“何年か前に離婚を考えた。どうしたらいいですかね”って。まるで人生相談の先生の前で言うようなことを突然切り出してた」と上沼は振り返った。

 黒柳は突然の問いに戸惑いながらも、「そんな決めつけないで、このまんまやってればいいんじゃないの?自然に任せて」との返答をしたという。「なんと無責任な答えって思うでしょ?黒柳さんが言うと違うねんなあ!すごい言葉やなあと思って。人生の厚みが言葉に全部生きてくるねん」と上沼。「大層な表現を薄っぺらい人間が言うたってあかん。“このままでいいんじゃない?決めつけないで”って徹子さんが言う方が、ドッシ~ン!ってくるねん。“また何かあるんじゃない?”って」と、黒柳の言葉が上沼の心に深く響いたようだ。

 「控え室に行って相談するのもおかしな話やと思ったんで本番で思わず…。悪いことしたなと思ってるんです」と反省。「でも、私にとっては芸能界の神様だと思ってるんですよ。後光が差してる。テレビが始まった時からやってらして、今も第一線のすごい人」と、敬意を込めた。また、「キレイでね。もっと分厚い化粧してはるんかと思ってた。至近距離で拝見したら私の方がずっと濃いねん」と言って、笑わせていた。 

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2023年4月17日のニュース