第1子妊娠中・山崎夕貴アナ、不妊治療中は「有名人の妊娠報告とかすらツラい時期もあった」本音吐露

[ 2023年4月17日 10:10 ]

フジテレビの山崎夕貴アナウンサー
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 お笑いタレントおばたのお兄さん(34)が、17日までにYouTubeチャンネルを更新。先月妊娠を発表した妻でフジテレビの山崎夕貴アナウンサー(35)との「不妊治療」について語り、反響を呼んでいる。

 3月16日、おばたのお兄さんは「ネットニュースなどで報じられましたが、妻のお腹に小さな命が宿っております」と発表。2人そろってYouTubeに登場し、2018年3月に結婚してから5年、「ようやくという感じ。ちょうど5年か。夫婦二人で二人三脚で仲良くやっていましたが、ようやく赤ちゃんができました」と心境を語っていた。その後2人は、不妊治療をしていたことを、女性誌のコラムなどで公表。ネットニュースに取り上げられると、大きな反響を呼んでいた。

 16日に更新された動画の中でも、2人は「僕ら、実はいうと不妊治療をしていて、妻が病院に通ってくれて、ようやくうまくいったということで…」と発表。不妊治療について語った記事について、山崎アナは多くのコメントが寄せられたといい「賛否両論といいますか、感じ方は人それぞれなので…」と語った。

 不妊治療を公表したことについて、山崎アナは「自分の心構えとして、言えたら楽になるのに!という人と、言いたくない人。いろいろ思いがあって、プラス、周りの環境が人それぞれだから、周りの人に言いたくても言えないことで休まなきゃいけない事があるとか…そういうことを知ってほしいなと思う」という思いだったと吐露。おばたのお兄さんも「“それって結局、子供ができたから言えることですよね?”という真剣なコメントもあった」と明かした。

 職場に不妊治療を受診していることを伝えていたという山崎アナ。「私の場合は言わないと、休む理由を言えなくて…。タイミング法、人工受精とかの段階では言わなくても行けたと思うけど、体外受精になると休む頻度がグッと上がるから、言わないとどうにもならない。隠し続けるストレスの方が大きいなって、私はそっちの方が自分の精神状態が良くないなと思ったから言えたというのもある」と当時の心境を告白。「言ったことによって“かわいそう”って思われたり、同情されたりすることがつらいことだけど、ありがたいことに“頑張ってね”って応援してくれる上司の方が多くて。私の場合は、必要以上のことを聞いてくる人がいなくて、恵まれていた」と理解ある環境に感謝していた。

 一方で、おばたのお兄さんは「この、欲しいんだけどなかなかできないっていう期間の時にさ、“子供とかつくらないの?”とかさ、結構相手は悪気なく言ってるけど、こちらからしたら“うっ”てなることが多かった」と本音を吐露。「俺、芸人だからこういう言い方するけど、まじくそデリカシーないやつ、めちゃくちゃいるからね。“何で子供つくんないの?”とか“早くつくった方がいいよ”とかさ。周りに結構いるし、気づいてないけど言っちゃってるパターンもあるから、それで傷ついてしまったり、それがストレスになっちゃったりする方がいるというのは、エチケットというかマナーというかモラルというか、人としてそういう状況にいる人もいるんだなって思って接したら間違いないと思う」と、悪気のない一言に傷ついたこともあったという。

 山崎アナが「私自身、有名人の妊娠報告とかすらつらい時期もあったから、この動画を見たり記事を読むことだけでもつらい時期ってあるのよ。だから難しいなと思う」と、自分たちが不妊治療をしたことによって傷ついてしまう人も少なからずいるのでは…と心配すると、おばたのお兄さんは「芸人さんの中にも、実は(不妊治療中の人は)めちゃくちゃいて。そのたびに“結構、いますよね”という話になる。だから、こうやって公表した今回のたんちゃん(山崎アナ)の活動は素晴らしいと思う。一個人の意見だけどね」と、山崎アナの勇気を称えた。

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