古賀悠聖五段　今年度目標に「王将戦での2次予選進出と勝率7割」　次戦は王将戦1次予選の村山七段戦

昇段者免状授与式に出席した（前列左から2人目）古賀悠聖五段、（同3人目）大橋貴洸七段ら
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　将棋の古賀悠聖五段（22）が17日、大阪・関西将棋会館で昇段者免状授与式に臨んだ。古賀は3月、C級2組順位戦最終戦に勝利し、9勝1敗でC級1組への昇級を決めた。C級1組に入ると五段の昇段規定も満たすため、昇級と昇段を同時達成した。

　「昨年度、順位戦が好調だったことで、1年を通してモチベーションを高く保って指すことができた」

　躍進は順位戦だけに止まらず、藤井聡太王将（20）＝竜王、王位、叡王、棋王、棋聖を含む6冠＝への挑戦権を争う第73期ALSOK杯王将戦でも1次予選で「藤井キラー」の大橋貴洸七段（30）に勝利。次戦で1次予選決勝進出を懸け、村山慈明七段（38）と対決する。

　「実力者の先生。しっかり準備して臨みたい」。村山戦への意気込みを語り、今年度の目標に「王将戦での2次予選進出と（昨年度に続く）勝率7割」を掲げた。