「どうする家康」岡田信長まさかの涙にネット心痛「孤独」「片思い」えびすくい上機嫌一転→白兎家康の反抗

[ 2023年4月17日 05:30 ]

大河ドラマ「どうする家康」第14話。言い争う織田信長(岡田准一・中央左)と徳川家康(松本潤・中央右)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は16日、第14話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第14話は「金ヶ崎でどうする!」。織田信長(岡田准一)とともに越前・朝倉義景との戦に臨んだ徳川家康(松本潤)だったが、その裏で浅井長政(大貫勇輔)が謀反を決意。浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもない。長政の妻・お市の方(北川景子)の心中を察した侍女・阿月(伊東蒼)は、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうが…という展開。

 織田信長の退却戦「金ヶ崎の退き口」(元亀元年、1570年)が描かれた。

 敦賀・金ヶ崎城、酒席。信長を前に、酒井忠次(大森南朋)は十八番の宴会芸「えびすくい」を披露した。信長も笑みを浮かべ、手拍子を取るなど、上機嫌。木下藤吉郎(ムロツヨシ)も加わると「かにすくい、かにすくい。三河守はどこらほどにおりゃしゃあす」と“かにVer.”に。場は大盛り上がりとなった。

 越前ガニを手に、家康が「かにヶ崎におわしゃあす」と加わると、信長は真顔。一瞬、緊張が走ったが、信長が吹き出し、場は再び和んだ。

 その後、家康は陣を引くよう信長に進言。「(長政は)義の男。確かにその通り。ただひたすらに、信長殿の機嫌をうかがうだけの輩とは違いまする。義の男であるがゆえに、裏切るということもあろうかと」と信長の前に歩み出る。

 信長は「何が言いたい。どういう意味じゃ。俺がやっていることに、やろうとしていることに義がない、とでも言いたいのか」「俺は将軍と、朝廷のために戦っている!」と怒り心頭。家康も「おまえの心の内など分かるものか!」と売り言葉に買い言葉。信長は「出て行け!おまえの顔など二度と見たくない。朝倉の次はおまえじゃ。俺に逆らうとはそういうことじゃ」。その目には涙が光っていた。

 そして、浅井の小谷城から金ヶ崎まで10里(約40キロ)を、夜通し走り抜いた阿月。家康に「おひき候へ…」と言い残し、力尽きた。

 家康は信長に「早うお逃げなされ!わしの指図ではない!お市様のじゃ。阿月の命を無駄になされるな。逃げんか、あほたわけ!」。信長は撤退を決め、木下藤吉郎(ムロツヨシ)に最後尾「殿(しんがり)」を命じた。

 藤吉郎は手伝わなければ裏切り者だと言いふらす、と家康を恫喝。家康は胸ぐらをつかみ「クズじゃな、おまえは」と吐き捨てたが、藤吉郎は「あんたのために言ったっとるんだがや」と不敵な笑みを浮かべた。

 “松潤家康”の反抗、“岡田信長”の涙、“ムロ秀吉”の狂気。「三英傑」の感情が爆発した。

 SNS上には「まさかの信長の涙にビックリ」「ブロークンハート信長」「孤独な信長の涙にも胸が痛かった」「最も信頼してた弟分に噛みつかれてショックで泣いちゃうとか…何それ…実は一番ピュアで不器用な人だな」「どこの並行世界のノッブもクソデカ片思い気味で、あまりに不憫。染谷信長(こちらは→光秀)に続いて岡田信長(→家康)もまた」などの声が続出。反響を呼んだ。

  次回第15話(4月23日)は「姉川でどうする!」。織田・徳川連合軍VS浅井・朝倉連合軍の「姉川の戦い」(元亀元年、1570年)が描かれる。三英傑の関係性が一層、注目される。

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