人生は愛したもん勝ちや!　aikoさんの生き方から学んだ「極意」

谷口キヨコの愛猫ももたん　今のところ一方通行です（写真提供・谷口キヨコ）
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　【谷口キヨコのごきげん!?　SOLOライフ】テレビ番組『マツコの知らない世界』に出た！出ちゃった！映った！　どの言い方が正しいのか分からないけど、とにかくチラッと出たんですよ。声と写真だけですが…。

　aikoさんゲスト回で、彼女がマツコさんに「ラジオの世界」をプレゼンするという。いつもは複数ゲストなのに、その日はaikoさんとマツコさん初対面ということでaikoさん一人でぶち抜きトーク。前半はaikoさんがラジオにどうして出合ったか、そして自分もどうしてラジオに出るようになったか、どんな番組やってるのか、というお話。後半はaikoさんがいつも聞いていたり好きな番組、そして推しのDJさんたち…。

　そう！そこに私の名前が挙がったのです。私の番組のある日の冒頭部分が流れて、それを聞くaikoさんのうれしく楽しそうな顔。お二人からも声を褒めてもらい、マツコさんには伝統芸だ、とも言ってもらいまして、素直にめっちゃうれしかったです。

　日本全国にたくさんいはるラジオDJさんのなかでaikoさんに推してもらえるなんて、感謝の気持ちしかありません。あいちゃん、ほんまにありがとうね。マツコさんもありがとうございました。

　オンエアを見てくださった方からもいろいろな感想を寄せてもらって、これにもまた感謝。とてもハッピーな気持ちが今も続いています。

　そして…感謝とともに一つ感じたことがあります。やっぱり『愛』なんやな、って。何かを愛することがその人の生きる原動力になる。逆に言えば、それが失われれば生きる気力がなくなってしまう。ということは、人は愛すれば愛するほどパワーが生まれ、生きる力が増していく、ということになります。

　子供の頃のaikoさんは、お父さんにラジカセを買ってもらったことで音楽やラジオにふれ、それらに対する愛が生まれ、生きる力を増大していきました。その愛から生まれたaikoさんの音楽やトークにふれた人には愛が生まれ、生きる力が増えていく。愛や、やっぱり愛なんや！人生は愛したもん勝ちや！

　「好き」という一番シンプルな感情の先に愛があり、それが生きるエネルギーの源になっていく。恥ずかしながら「愛する」より「愛される」方が上位！と、本気で思っていたわたし。今、本気で恥ずかしいです。アホです、わたし。

　もちろん「愛される」ことで生まれるエネルギーは気分いいし、相当なものです。でも、自分の人生、こんな他力本願でよいのでしょうか。

　愛しましょう、人でもモノでも、場所でも、何でもいいから自分から愛しましょうよ！どんどん好きになって、その先にある愛に出合えたら、それってハッピー。実はそれが幸せに生きるってことなのかもしれません。

　もちろん、愛するものから愛されることはこの上もない幸せなこと。これ以上の幸せはないかもしれない。

　「愛し合う」「愛し合える」ということ。でも、その対象が人でなければ「愛し合う」ことはできない。そして人間同士も、愛し合えるとは限らない、相手が愛してくれるとは限らないから…。

　でも、でもね、直接愛し合えなくても、自分の愛がぐるーり回って何かの形で愛としてかえってくることがあると思います。
　ぐるーっと回ってですよ、形は変わってですよ、時間はかなりかかると思うし…。

　愛は見えません。自分発信の愛さえ…でも確かにある。だって感じるじゃないですか！

　人って何かを、誰かを愛した自分の愛に愛されて生きている、とわたしは思うのです。

　何かを愛することが生きる原動力になり、その愛が回り回って自分を愛してくれる。やっぱり『愛』なんやな。