橋下徹氏　だんじりの事故に「通常の行政、警察の介入の仕方をやってしまうと祭りが成立しなくなる」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（53）が17日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。たんじりが倒れて11人がケガを負った16日の堺市の事故について言及した。

　堺市消防局と大阪府警によると、だんじりの下敷きになるなどして、だんじりに乗っていた10～40代の男性11人がケガをして病院に搬送された。全員意識はあり、うち6人が骨折などの重傷。府警が事故の詳しい原因を調べている。だんじりが勢いよく交差点を右折した際にバランスを崩し、だんじりの屋根の左側が道路脇の標識にぶつかり、反動で右側に倒れた。

　橋下氏は「だんじり祭りというのは、この地元だけじゃなくて、岸和田だんじり祭りが有名なんですけれど、大阪や地元では本当に大切なお祭りなんですよ」と説明。

　大阪府知事の時にだんじり祭りについて議論になったといい「その時に通常の行政、警察の介入の仕方をやってしまうと祭りが成立しなくなるんです。ですから祭りを守っていくために地元の人たちに安全は絶対に守ってねということで、一般の介入の仕方をちょっと引いたようなところもあって、だからゆえに運行責任者の皆さんにはしっかりルールを守ってもらいたいですね。やっぱり人数が多かった、スピードが出過ぎだったということで、こうなってしまうと警察や行政が介入していってしまうので、ぜひ地元の皆さん、運営については本当に気を付けてもらいたいなと思います」と話した。