レスリング・乙黒圭祐 予選敗退が決定 男子フリースタイル74キロ級

[ 2021年8月5日 18:38 ]

東京五輪第14日 レスリング男子フリースタイル74キロ級 ( 2021年8月5日    幕張メッセ )

乙黒圭祐
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 レスリング男子フリースタイル74キロ級の乙黒圭祐(24=自衛隊)は予選敗退が決まった。1回戦で第2シードのダニヤル・カイサノフ(カザフスタン)に敗れ、そのカイサノフが決勝まで勝ち残れなかったため、6日の敗者復活戦には出場できなくなった。

 徐々に階級を上げ、2019年の全日本選手権を制し、代表を決めるプレーオフにも勝ち、初の五輪切符をつかんだ乙黒。弟の65キロ級代表・乙黒拓斗(22=自衛隊)と兄弟でのメダル獲得を目指していたが、その夢は3年後のパリに持ち越しとなった。

 ◆乙黒 圭祐(おとぐろ・けいすけ)1996年(平8)11月16日生まれ、山梨県笛吹市出身の23歳。帝京高―山梨学院大。父の影響で5歳から山梨ジュニアで競技を始める。中学2年で上京してエリートアカデミーに入校。15年に全日本選手権で初優勝。18年世界選手権代表。弟・拓斗は18年世界王者。1メートル76。

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2021年8月5日のニュース