ギャロップ　「THE SECOND」決勝戦で最も感動を与えたシーン　ネタでも、優勝の瞬間でもなく…

「THE　SECOND～漫才トーナメント～」で優勝し笑顔でガッツポーズをするギャロップの林健（左）と毛利大亮
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　結成16年目以上の漫才コンビを対象とした賞レース「THE SECOND」の初代王者に輝いたギャロップが7日、YouTubeチャンネル「スーパーギャロップちゃんねる」を更新。喜びの声を伝えた。

　あの感動から18日。【優勝報告】のタイトルとともに、漫才界の頂点に立った2人が、ついに肉声を届ける動画を配信した。「みなさん（報告が）遅くなってすみません」と最初に頭を下げた毛利大亮が「お前ら、一体何してんねん」と自らにツッコミを入れると、林健も「登録者数を増やす大チャンスを何をしとんねん」と笑いに変えた。

　動画内では、優勝トロフィーも披露。主戦場とするNGKでも、先輩後輩を問わず祝福の嵐を受けたそうで、「本当にうれしいですし、後輩の人が（祝福を）言ってくれた時に、ウワっと盛り上がる」と明かした。

　当日のオンエアを観た人から、「感動した」の声が最も多かったのは意外なシーンだった。毛利は「オレも気づいてなかったんやけど…」と前置きしたうえで、「（舞台に）出てくるとこで、マイクをオフられてると思ってたやん。あれ、生きててん、声。最後の3本目、（林が）喋ってるの、知ってる?　僕、（見返して）泣きそうになるんですよ。“毛利、行くぞ”って、言って出るんですよ」と再現した。

　ただ、緊張を解くために、すべての出番で何か喋っていた林は、内容まで覚えていない様子。「オレが?」と聞き返すと、毛利が「オレの名前を呼ぶねん。で、オレが“よっしゃ行こう”って出るねん」と説明した。

　「（ビデオで）見返せる人は見てみてください」と視聴者に伝えた毛利は、「そこをメッチャ感動したって（みんなに）言われるねん」と感激を新たにしていた。