「どうする家康」神回再び!阿月に続く鳥居強右衛門の激走 ネット涙…長距離マラソンはどっち?

[ 2023年6月7日 06:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第21話。長篠城に舞い戻った鳥居強右衛門(岡崎体育)だったが…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月4日、第21話が放送された。話題のシーンを振り返る。“マラソン”を完走した今作のキャラクター2人。長距離を駆け抜けたのは?

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第21話は「長篠を救え!」。奥平家臣・鳥居強右衛門(岡崎体育)が奥三河・長篠城~三河・岡崎城を激走し、往復。織田・徳川連合軍が助けに来ると“決死の伝令”。最期は武田軍に磔刑にされた。名もなきヒーローの忠義と戦国版「走れメロス」に、号泣の視聴者が続出。「またも神回。岡崎体育にこんなに泣かされるとは!」「小豆(阿月)の回といい『走る回』は神回だな」などとSNS上で大反響を呼んだ。

 鳥居強右衛門が当時走った距離は不明だが、毎年5月5日に愛知県新城市で行われる「長篠合戦のぼりまつり」の「鳥居強右衛門戦国街道マラソン」(岡崎→長篠城址、今年は午前6時~午後2時10分)は、ランナーの走行距離65キロ。紀行「どうする家康ツアーズ」内でも紹介された。

 今作にはもう1人、激走した登場人物がいる。

 第14話「金ヶ崎でどうする!」(4月16日)は「金ヶ崎の退き口」(元亀元年、1570年)の“小豆袋の逸話”を擬人化し、お市の方(北川景子)の侍女・阿月(伊東蒼)が北近江・小谷城から越前・金ヶ崎へ(10里=約40キロ以上)。織田信長(岡田准一)が挟み撃ちにされるピンチを伝えるため、夜通し走り抜き、お市の「おひき候え」を徳川家康(松本潤)に届けた。

 距離としては強右衛門に軍配のようだが、2人とも変わらぬ感動を視聴者にもたらした。

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