キヨピー、ドラムやってるんだってよ　100％聞かれる「なんでドラムなん？」の理由、お答えします

キヨピー、初フェスでドラム叩くの図

　【谷口キヨコのごきげん!?SOLOライフ】2年前からドラムやってます。ひと月に1時間3回、先生（バンドマン、スタジオ経営）に教えてもらってます。「なんでドラムなん？」と100％聞かれるんですが…。音楽教室の窓が開け放たれてて、そこから間違いなく初心者の叩く音が聞こえてきて…気持ち良さげやってん、青空に音が飛んでいく～みたいな。たぶん、そのシチュエーションにやられました。で、突発的に『ドラムやろう』と。

　理由を聞かれる次に言われるのが「手足バラバラに動かすなんて無理やわぁ」です。大丈夫、日常生活でみなさん手足バラバラに使って上手に暮らしてはります。

　その次が「叩いてると楽しい？スッキリする？」です。正直まだ楽しむほどの余裕ないし、スッキリするほど、むやみに叩いてません（笑い）。楽しいと感じるのは、全くできなかったことを（この時点では楽しくない）繰り返し練習していると、たった一回だけ奇跡のようにできる！そこから、めげずに繰り返すと、フツーにできるようになるところです。

　大谷翔平選手が言う「野球は楽しい。楽しいことをやっている。チームが勝つためにやる」の中に、厳しくつらいレベルの練習や日常生活の節制があると思います。次元が違いまくっていてもマインドは同じ（と思ってやっている）。『楽しい』と思えることに向かっての努力自体はやっぱり大変やけど、それもひっくるめてやっぱり『楽しい』んですよね。まだまだ教えてもらうレベルですが何曲か叩けるようになってきたので、次はごきげんに歌いながら叩きたい！

　◇谷口　キヨコ（たにぐち・きよこ）兵庫県出身。タレント、DJ。リスナーに元気を届けることをメインに、ごきげんに毎日を過ごすことが目標。多くの番組を抱えながら大学院で学び法学（国際法）と文学（哲学）修士。18年4月から京都産業大学現代社会学部の客員教授も務める。