「どうする家康」大河絵もスタート!第1話“頼りないプリンス”全開「どうする元康」

[ 2023年1月15日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「どうする家康」第1話大河絵“どうする元康”
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は15日、第2話が放送される。

 昨年の「鎌倉殿の13人」は三谷幸喜氏の脚本で一年を通じて話題となった。本紙ウェブ版「スポニチアネックス」では、1話ごとに放送内容をまとめた「前回の鎌倉殿の13人」を掲載し、イラストレーター石井道子氏が手掛けたイメージイラスト“鎌倉絵”も人気を博した。1年間の放送を終え、登場人物を網羅した「スポニチ大河絵巻」もネットやSNSなどで多くの注目を浴びた。8日に15分拡大版でスタートした「どうする家康」。第1話から前作「鎌倉殿の13人」に負けない“クセ強”キャラが続々と登場した大河ドラマ62作目を石井氏がどう描くか注目だ。

 第1話は「どうする桶狭間」。師・今川義元(野村萬斎)が討ち死にし、松本潤演じる主人公・松平元康(のちの徳川家康)は敵前逃亡。石井氏は「もう嫌じゃー!」「どうしたらええんじゃー!」と弱音を連発し、義元を討った織田信長(岡田准一)への恐怖に震えた“頼りないプリンス”を大河絵で表現した。第2話は「兎と狼」。「あの男は、まともではない!わしゃ、よう知っとる。あれは獣じゃ、飢えた狼じゃ!」と恐れおののく織田信長勢の進軍に“どうする元康”。

 「どうする家康」は「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2021 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2021 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでは昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に続いて2度目の大河絵連載。

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