桃井かおり 64歳で結婚、ロスで再会した夫は9歳からの幼友達で「初恋の人」 結婚の決め手は

[ 2023年1月15日 11:50 ]

桃井かおり
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 女優の桃井かおり(71)が、14日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)に米ロサンゼルスから出演。夫との出会いと、結婚の決め手となったエピソードを語った。

 20代は恋多き女優として知られたが、64歳で結婚。結婚相手は2歳年上で、ロックミュージシャンと仕事をしている人物だ。「9歳の時から知ってる幼友達と一緒になったんですけど。思いもよらぬ人と最後に再会することもあるし、出会いもあるし。すぐにわかりましたよ、この人と死ぬまで一緒にいたいなって」と、相手は幼馴染だったことを明かした。

 10年以上前からロスに移住し、夫とはその後に再会。「だから捨てた中に何かしらあるのね。マツコ様にも数々の石ころがあると思いますが、その中で蹴った石ころが大事な石ころだったかもしれませんね!」とMCのマツコ・デラックスに語りかけると、マツコは「あたしそんな豊かじゃないから、蹴ったことないのよ。どっちかというと蹴られて終わった方が多いんですけれども…」と自虐。桃井は「それかわいい!すごいかわいい!マツコ様を蹴ったやつがいたのね。抱きしめてあげるよ、そんなの」と節全開でフォローすると、マツコは「私のことかわいいなんて言ってくれるのお姉さんだけよ…ううっ…」と感激する一幕もあった。

 一生添い遂げたいと思える相手と再会したが、一方では葛藤もあったという。「あたしは30くらいから田舎暮らしとかしてたけど、全部老後が心配で。この性格の悪い女をどうするんだと思ってたから、いろいろやって、comfortable(快適さ)だけを考えて生きてたんだけど。誰かが一緒に住んでくれるとかそういうことも全然考えてなかったから…」と語り、「東京だったらそうならなかったかもしれない。親友になってる。彼女ができてもしょうがないって、前のあたしだったら考えるかも。こっちにいた時は、生活する体力ができてたのね。やってけるかもしれないなって。逃げられるかも、嫌われるかもと思ったり。向こうだって嫌だろうな、桃井かおり引き取るのは、とかいろいろ思った」。

 さらに結婚の決め手になった出来事として「一番良かったのは眠ってた時に、嫌なんだろうな、桃井かおり引き取るのはってあたしは思っちゃうじゃない?怖がりだからさ。だから、後ろからこいつ~!って思って抱きしめてみたわけ。そしたらそのまんまにされてる時に、あたしが“エビ”って言ったら、(夫が)丸まって“トロ”って言ったの。なんかやってけるかな、こいつとって思って。なんかそういうのあるでしょ?あたしたちのシャレとしてさ。そんな男、なかなかいないもの!」と赤裸々に明かしてスタジオからは爆笑が。「マツコさんだから話した秘め事よ?でも、ほんとシャレにしてくれないとね、あたしたちを」と苦笑していた。

 「純粋なのじゃないとダメなの、愛は」としみじみしながらも、「9歳の時から知り合いだから、一番まっさらで垢抜けなくてブスいんだけど純粋な私を知ってるただ1人の人だったわけ。初恋の人だし」と夫は初恋の人だったことも告白。「そういうのって、最後にあたしの純粋をさあっていう。それがかなっちゃったから夢のよう。出直せるって感じ?だからマツコ様にもおススメします」と幸せそうに語った。

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2023年1月15日のニュース