加山雄三が驚きの告白 8020どころじゃない「85歳で27本だよ。よくもったね」

[ 2022年12月30日 19:53 ]

加山雄三
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 年内でのコンサート活動引退を表明し、大みそか「第73回NHK紅白歌合戦」の舞台が歌手としてラスト歌唱となる加山雄三(85)が29日放送の「所さん!事件ですよ 年末SP」にVTR出演。引退を決断した理由を語った。

 加山は今年6月、コンサート活動からの引退を発表。19年11月に軽度の脳梗塞、20年8月には誤嚥(ごえん)に伴う激しいせき込みが原因による小脳出血と、80歳を越えて初の大病を続けて患ったこともあり、「まだ歌えるうちにやめたい」と決断した。CDリリースや作曲活動は続けていく意向という。

 番組では1年以上前から加山を取材し、プロモーション活動後の食事にも密着。加山は「歯が自慢」だといい、「85歳で27本だよ」と明かした。厚生労働省などが“80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう”という「8020運動」を推進しているが、加山は85歳の今も自分の歯が27本あるそうで「よくもったね~」と笑った。今でも肉が大好きだといい、行きつけのステーキ店では300グラムのリブステーキを注文。「歌う前の日は必ず肉を食べたほうがいい」そうで、若い頃は「400グラムを2回」と計800グラムのステーキを食べたこともあるという。

 コンサート活動から引退する理由について、自分の納得いく声が出なくなったことを挙げた加山。85歳を迎えた頃から思うように高音が出なくなったといい、「声帯も皮膚の一部で筋肉の一部だから、筋肉の力がだんだんなくなってくる。昔は歌えば歌うほど良くなったけど、今は歌えば歌うほど声がガビガビになる。相当な努力をしてもダメなものはダメだって思うようになって。これは限度かもしれないな(と思った)」と明かした。

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2022年12月30日のニュース