【紅白リハ】有吉弘行 念願!紅白“初出場”「落選を恨みに恨んで」センターで13年ぶりテレビ歌唱

[ 2022年12月30日 13:07 ]

<第73回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションに臨むダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモン、有吉弘行、純烈の小田井涼平、酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太(撮影・尾崎 有希)(代表撮影)2022年12月30日撮影=NHK放送センター 
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 大みそか「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサル3日目が30日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、タレント有吉弘行(48)が13年ぶりのテレビでの歌唱を前に思いを語った。

 ムード歌謡グループ「純烈」の応援メンバーとして、事務所の先輩でもある「ダチョウ倶楽部」とともに出演。純烈は代表曲「プロポーズ」と、今年5月に他界した上島竜兵さんを慕う後輩・有吉がかつて組んでいたお笑いコンビ「猿岩石」の大ヒット曲「白い雲のように」のスペシャルメドレーで披露。NHKで8月に放送された「ライブ・エール」で「白い雲のように」を「純烈・ダチョウ」として披露し話題を呼んでいた。

 リハーサルにもしっかりと参加。「プロポーズ」が終わり、「白い雲のように」が始めると、ダチョウの2人とともに登場し、有吉は7人のセンターに立ち、しっかりと歌唱。手を振るなど余裕を見せつつ、最後は7人全員で「ヤー!」で盛り上げた。

 その反響を受けての紅白に、リハーサルを終え、囲み取材に応じ、肥後克広が「これはもう本当に感激してます」と話すと、有吉は「興奮してます」と感激。6人に囲まれ、「変な気分ですけど、相変わらず、純烈がデカいなと、俺らが小物に見える」と笑わせつつ、「ここしかないと思ったんです。僕は25年前に落選してますから、恨みに恨んで…。これがチャンスだと思って。2組でカバーをしてくださった時から狙ってましたから」と話し、笑わせた。

 寺門ジモンが「来年も…」と2年連続への出演に意欲を見せるも、有吉は「僕と小田井(涼平)さんはラストですから」と早くも“卒業”を宣言した。

 11月には自身がパーソナリティーを務める「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系)で、大みそかは仕事をしない主義であると宣言。「白い雲のように」を発売した96年、紅白に出られなかったことが心残りだったという。「最初で最後のチャンスだと思っていますから。この曲がヒットした年は、まったく(紅白に)お声がかからなかったですから。その恨みもありましたけど、これで紅白と“和解”かなと。冒頭にも言いましたけど、12月31日仕事をしないっていうのは、そういうことなんで。スケジュールを開けてる理由は一つ、紅白一本釣りです!」と話していた。18日放送の同番組で、出演のきっかけはこの発言だったことも明言。恋い焦がれていた舞台で、27年越しの思いを遂げる。

 73回目を迎える今年の紅白は、改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりに開催。同所での有観客での開催は、3年ぶりとなる。司会は大泉洋(3年連続)と橋本環奈(初)桑子真帆アナウンサー(2年ぶり4度目)。スペシャルナビゲーターとして「嵐」の櫻井翔も参加する。

 ゲスト審査員は「嵐」松本潤、プロフィギュアスケーター羽生結弦さん、プロ野球ヤクルト村上宗隆内野手、サッカー日本代表森保一監督、女優・芦田愛菜、黒柳徹子、福原遥、歌舞伎俳優・坂東彌十郎、アーティスト西村宏堂、新国立劇場舞踊芸術監督の吉田都氏が務める。テーマは「LOVE&PEACE―みんなでシェア!―」。

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