レコ大最優秀新人賞は田中あいみ 歓喜の涙「本当に幸せ者」 細川たかし門下の22歳現役女子大生

[ 2022年12月30日 18:19 ]

最優秀新人賞に輝いた田中あいみ(C)TBS
Photo By 提供写真

 「第64回日本レコード大賞」(主催日本作曲家協会)の最終審査会が30日、東京・初台の新国立劇場で行われ、最優秀新人賞には演歌歌手の田中あいみ(22)が輝いた。田中は歓喜の涙を流しながら「めっちゃ幸せです」と語った。

 名前が呼ばれた瞬間、信じられないといった表情を浮かべた田中。その後、すぐに涙が頬を伝った。実行委員長の徳久広司氏から盾を贈られる際に「おめでとう」と声を掛けられると「ありがとうございます」と笑顔を見せた。

 受賞した気持ちを聞かれると「めっちゃ幸せです」と率直な思いを口にした。続けて「このステージに立つことがまずは夢だったんですけど、まさかこうして最優秀新人賞をいただけるのは本当に幸せ者」と語った。そして歓喜の涙を流しながら「大阪ロンリネス」を歌い上げた。

 細川たかし(72)門下の現役女子大生。日本クラウンが2019年に開いたオーディションで2500人の中からグランプリに選ばれた逸材で、昨年11月にデビューした。持ち前は力強くハスキーな“ソウルフルボイス”。スナックが好きだった父の影響で、3歳の頃から歌謡曲を聴き、小3から歌謡サークルへ。中1の時には父がカラオケ喫茶を作り、コロナ禍でなかなかデビューに向けた活動ができない時期は、同所で特訓を積んできた。

 デビュー曲「孤独の歌姫」は、東京・歌舞伎町を舞台に歌だけで生きて行く女性を歌った1曲。22歳とは思えない大人っぽさも魅力だが、プライベートはギャルファッションが大好きな女の子。「演歌界のギャルになりたい!」と新たな演歌歌手像を目指している。これからの活躍に期待が高まる。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月30日のニュース