「びまん性星細胞腫」とは 嘉門タツオの妻・こづえさん、57歳の若さで死去

[ 2022年11月3日 06:01 ]

09年、「結婚を祝う会」で笑顔を見せる嘉門タツオと妻・こづえさん
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 “替え歌の大御所”シンガー・ソングライター、嘉門タツオ(63)の妻で医師の鳥飼こづえ(とりかい・こづえ)さんが、9月15日にびまん性星細胞腫のため、都内の自宅で亡くなっていたことが2日、分かった。57歳。東京都出身。葬儀は親族で済ませた。

 ◆びまん性星細胞腫(びまんせいせいさいぼうしゅ) 脳や脊髄に存在し、神経細胞を固定し神経伝達物質の伝達の役割をする「神経膠(こう)細胞」に発生する神経膠腫の一つ。いわゆる悪性脳腫瘍の一つでもある。30~50代に多く、原因は不明。初期は軽い頭痛や時々起こるけいれん発作など。進行するとまひや視野障害、言語障害、朝に強い頭痛・嘔吐(おうと)・意識障害などが起こる。神経膠腫は手術で全て取り除くことは困難で、術後に放射線治療や抗がん剤による化学療法が必要となる。

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2022年11月3日のニュース