前統合幕僚長・河野氏「完全にミサイルをレーダーがキャッチしてれば相当な確率で落とすことができる」

[ 2022年11月3日 13:28 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 前統合幕僚長の河野克俊氏が3日、コメンテーターとしてTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。北朝鮮が同日朝、東方向に向けてミサイルを発射したことに言及した。

 日本政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)で日本の上空を通過したとみられると速報したが、その後、防衛省は上空を通過していないと判明したと訂正した。韓国軍は長距離弾道ミサイルと推定されると発表した。北朝鮮はこのほかにも2発を発射した。政府はJアラートで宮城県、山形県、新潟県を対象に、建物の中や地下に避難するよう呼びかけた。北朝鮮は2日には複数の場所から日本海と黄海に向け、短距離弾道ミサイルなど23発以上を発射したばかり。

 朝鮮情勢に詳しい龍谷大・李相哲教授が「日本にミサイルが落ちる可能性がある。日本列島に落ちた場合のマニュアルはあるのですか?」と聞くと、河野氏は「もちろん破壊措置命令が出てますから、それは撃墜するということになります」と答えた。李氏の「ミサイルが落ちることも考えられる?全部、迎撃できるということですか?」には「領海、領土に落ちるということが計算に出たらここは撃墜、迎撃します。で、完全にミサイルをレーダーがキャッチしてれば相当な確率で落とすことができます」と話した。

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2022年11月3日のニュース