柏木由紀 難病公表で抱いた苦悩 届いた心ない声…「正直それどころじゃないのに」

[ 2022年11月3日 21:40 ]

AKB48の柏木由紀
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 AKB48の柏木由紀(31)が2日放送のABEMA「ABEMA Prime」(月~金曜後9・00)に出演。昨年、国指定難病を患っていることを公表したことを巡っての周囲の反応について、本音を語る場面があった。

 人気声優による病名公表、それによる活動休止の発表が相次いでいる現状を特集。高野麻里佳が適応障害で活動を制限し、楠木ともりは遺伝性疾患と診断されたことを公表したことで、ネット上では励ましの声のほか、「発表する必要はあったのか」など疑問の声も上がったことなどを取り上げた。

 柏木は昨年6月に国指定難病「脊髄空洞症」を公表したが、テレビ番組の企画で人間ドッグを受けて病気が判明した経緯もあり「番組の検査で見つかったので公表せざるを得ない。コンサートとか決まったものが中止になるので公表という形になった」と説明。ただ、「隠しているという気持ちが強くなってしまう」として、番組がきっかけではなかったとしても「言ってた(公表)かも」と振り返った。

 公表してよかった点としては、「(柏木と)同じような症状があって、検査したら同じ病気が見つかり、『柏木さん見て頑張ります』っていう」声があったこと。一方で、同じ病を患いながら柏木のようには完治しない患者から「今も正直しんどい。希望持ったのにうまくいきません」との声が届いたことも明かし「どっちが正しかったのか。視野を広げられなかった」と苦悩も口に。

 大半が「頑張ってください」というエールだったが、中には「同情買いたいのか」「心配されたいんだろ」という内容のコメントもあったという。闘病中の心ない声。最後は「正直それどころじゃないのに、っていう気持ちはほんとにありましたね」と語っていた。

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2022年11月3日のニュース