李相哲教授 北朝鮮ミサイル発射「あすも続けると思う」「各種ミサイルが1000基あり、実戦能力を誇示」

[ 2022年11月3日 11:17 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 朝鮮情勢に詳しい龍谷大・李相哲教授が3日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にリモート出演。北朝鮮が同日朝、東方向に向けてミサイルを発射したことに言及した。

 日本政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)で日本の上空を通過したとみられると速報したが、その後、防衛省は上空を通過していないと判明したと訂正した。韓国軍は長距離弾道ミサイルと推定されると発表した。北朝鮮はこのほかにも2発を発射したもよう。政府はJアラートで宮城県、山形県、新潟県を対象に、建物の中や地下に避難するよう呼びかけた。北朝鮮は2日には複数の場所から日本海と黄海に向け、短距離弾道ミサイルなど23発以上を発射したばかり。

 MCの谷原章介が「米韓軍事演習、明日まであります。まだ明日も撃つ可能性というのはあると思われますか?」と聞くと、李氏は「北朝鮮は続けてやると思います」とし、「ただ、今米韓軍行動軍事演習は1つの別の見方をしますと、北朝鮮にストレスを感じさせるようにして、北朝鮮を消耗させるという意味もあるんじゃないかというふうにもみられる。今、北朝鮮には各種ミサイルが1000基くらいあるんですけれども、それが機能するということで北朝鮮は実戦能力を誇示しているような状況ですけれども、米国と韓国が今の方針を変えることはまずないですね。ですから緊張はますます高まると思います」と分析した。

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2022年11月3日のニュース