先手・佐藤九段が藤井王将を121手で下す 棋王戦挑戦者決定トーナメント

[ 2022年11月3日 20:26 ]

佐藤九段
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 将棋の第48期棋王戦挑戦者決定トーナメントは3日、東京都渋谷区の将棋会館で準決勝の1局を行い、先手の佐藤天彦九段(34)が藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=を121手で下した。

 勝った佐藤は5日に行われる羽生善治九段(52)―伊藤匠五段(20)戦の勝者と決勝で対戦する。藤井は敗者復活1回戦に回り、年度内6冠達成にはもう1敗もできない状況となった。
 現在の棋王位は渡辺明名人(38)が保持している。

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