間寛平らが奈良県内の小学校で「ミニ新喜劇」披露 名物・ズッコケのコツを児童に伝授

[ 2022年10月26日 16:53 ]

奈良・白橿北小学校でミニ新喜劇を披露。子どもたちに“ズッコケ”を指導して笑いを誘った(左から)五十嵐サキ、多和田上人、レイチェル、吉田裕
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 吉本新喜劇の間寛平GM(73)、座員の吉田裕(43)らが26日、奈良・橿原市の白橿北小学校(浦西礼美校長)でミニ新喜劇を披露。全校生徒189人を笑いの渦に巻き込んだ。

 文化庁の「子どものための文化芸術鑑賞・体験再興事業」の一環として、26日から奈良県橿原市内の小学校9校を座員が訪れ、ミニ新喜劇とワークショップを実施。初回となったこの日は同市南部にある白橿北小で午前中に1~3年生89人、午後から4~6年生100人に生の吉本新喜劇を披露。新喜劇終了後には舞台上に児童が上がり、吉田、はじめ(59)、五十嵐サキ(46)らの指導の下
、大阪のお笑いの神髄の「ズッコケ」を生体験。児童は大喜びで舞台上で転びまくり、歓声をあげた。

 「新喜劇を生でもテレビでも観たことがない」という男子児童もいたが「面白くて、迫力がありました」と大喜び。児童の後ろから新喜劇を観劇した寛平も「子どもたちが笑って揺れる姿にジーンときた。すごくうれしい」と手応え十分の顔。橿原市・亀田忠彦市長(50)も「1年前からお話をいただいていた。子どもたちのいい思い出になったと思います」と手放しで喜んだ。

 同小もここ2年はコロナ禍で多くのイベントが縮小、中止が相次いだ。関西のお笑いパワーで児童は終始笑いっぱなし。浦西校長は「運動会もコンパクトにしたり、遠足も修学旅行も近くに。皆が体育館に集まったのはホントに久しぶりです。新喜劇の方から笑いのパワーをいただきました。子どもたちも肩を組んで笑ってましたね」と目を細めていた。

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2022年10月26日のニュース