松村邦洋 「電波少年」降板の裏側「僕も新聞で知ったんですけど」 降板して初めてありがたみを実感

[ 2022年10月26日 16:51 ]

松村邦洋
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 ものまねタレントの松村邦洋(55)が25日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)にゲスト出演。日本テレビ「進め!電波少年」の番組卒業の裏側を明かした。

 松村は1988年、20歳の頃、素人参加型のモノマネ番組「発表!日本ものまね大賞」(フジテレビ)に出演し、ビートたけしのものまねを披露し、見事優勝。その時、太田プロダクション所属となる。同年にデビューし、デビューから4年目の1992年、伝説的番組「進め!電波少年」で松本明子とのダブルMCに抜てきされた。体当たりロケのこなし、露出を増やしたが、1997年に突如、番組を卒業することになった。

 「電波少年」の卒業について松村は「僕も新聞で知ったんですけど、“松村卒業”って」と驚きの告白。「“え~卒業なんだ、俺”って」と当時の衝撃を振り返った。

 「電波少年の前に、テレビ朝日系で阪神・巨人戦のゲストに出していただいて、ちょうど(中継が)終わったら『サンデージャングル』が始まるから“サンデージャングル見てください!”って言ったら、たまたま電波少年も30分押して、真裏になっちゃったんです」と思わぬ失敗をしてしまったことを告白。それを受け、「電波少年」のナレーションで「松村の気持ちがテレ朝のほうにいっている」「松村が電波少年の気持ちを忘れている。これは降板しかない」とイジられることになり、そのまま視聴者投票となり、降板は決まったといきさつを明かした。

 番組降板から、出口の見えないスランプに陥ったという松村。「飛び出したら、わりと大事にされるんですよね、番組とかで。やっぱり大事にされると自分じゃないなって。電波少年を降板して、スタッフのありがたみがわかりましたね。おいしい刺身を食べるロケで、本当においしい刺身を食べて終わってるとか…屋形船に乗ってたら最後まで屋形船だったりとか。落ちないし…いいのかなって」と苦笑し、「手応えがない。これじゃダメだなって」と苦しんだという。

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