安部敏樹氏 ハロウィーンの渋谷「地元にメリットなし…入場料を取るとか、楽しむ人はその分対価を」

[ 2022年10月26日 14:11 ]

東京・六本木のテレビ朝日
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 社会起業家の安部敏樹氏が26日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。例年大勢の若者が集まるハロウィーンの東京・渋谷についてコメントした。

 渋谷区は、ハロウィーン期間などの迷惑行為を防ぐ条例に基づき、今年は28日夕~11月1日未明の渋谷駅周辺での路上飲酒を禁じ、区職員が声かけを実施する。ハロウィーン直前の土曜日に当たる29日と当日の31日は店舗に酒類販売自粛を依頼し、警備員100人を配置する。対策費は約5000万円。18年には泥酔した人らが車を引っ繰り返す騒ぎなどを起こし、逮捕者が出るなどの状態となり、翌19年から対策が講じられるようになった。

 安部氏は「楽しんでいただくのは結構ですし、大いにやってくれって感じですけど、そもそもこの渋谷のハロウィーンは地元の商店街の方からしたら本当にメリットがないわけですね。来てくれるけど別にお金を落としてくれるわけでもないんで。ただ治安が悪くなって町が荒れて帰っていく。その後始末はなぜか地域の人がするっていう形なので、個人的に言えば、例えば入場料を取るとか何らかの形で楽しむ人はその分、対価を払うという形にした方がいいと思いますけどね」と自身の考えを述べた。

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2022年10月26日のニュース