谷原章介 野田佳彦氏の安倍氏追悼演説「暴力に負けず街頭に立ち続けよう、という言葉が胸を打ちました」

[ 2022年10月26日 10:13 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(49)が26日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。立憲民主党の野田佳彦元首相が25日の衆院本会議で行った、今年7月に奈良市で銃撃され死去した安倍晋三元首相の追悼演説についてコメントした。

 野田氏は、遺影を手に傍聴した昭恵夫人に壇上から深々と一礼。「“闘う政治家”だったが、国会を離れ、ひとたびかぶとを脱ぐと、心優しい気遣いの人でもあった」と追悼。12年の首相在任時、衆院解散を表明した党首討論に触れ「あなたの少し驚いたような表情。その後の丁々発止。それら一瞬一瞬を決して忘れることができない」と述懐。当時の衆院選で自民が勝利し安倍氏が首相に返り咲いた。首相を引き継いだ時の皇居での任命式を巡る秘話も紹介し、2人だけの控室で安倍氏が歩み寄り「自分は5年で返り咲きました。あなたにも、いずれそういう日がやって来ますよ」と激励されたという。「再びこの議場で、言葉と言葉、魂と魂をぶつけ合い、火花散るような真剣勝負を戦いたかった。勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん」と語気を強めた。演説は約22分間だった。

 谷原は「最後に述べてらっしゃった、国会議員の皆さんに、暴力に負けず国民の生活、命のために街頭に立ち続けようという言葉、深く胸を打ちました」と言い、「政治的な立場とか、そういうことを超えて、政敵に対してもきちんと敬意を持つという姿勢、僕、あらためて大事だなということを学ばせていただきました」と自身の思いを話した。

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