上村侑 強い目力で見据える飛躍の時 連ドラレギュラー出演 来年は主演映画2作公開

[ 2022年10月26日 05:06 ]

強い目力で真っすぐ前を見つめる上村侑(撮影・河野 光希)
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 2020年の第75回毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞を受賞した上村侑(19)が、日本テレビ「ファーストペンギン!」で初めて連続ドラマにレギュラー出演している。来年には主演映画2作の公開が控えており飛躍の時を迎えている。

 同ドラマはシングルマザーの主人公が、衰退しつつあった漁業の姿を変えていく物語。上村は、周囲になじめない若い漁師役を演じている。その父親役を演じるのが、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で暗殺者善児を演じた梶原善(56)。初めて会ってすぐに「今度、抱っこさせてもらっていいかな?」と声を掛けられたといい「驚きました。まだ抱っこはしてもらってないんですけど、それ以来、すっかりお父さんのイメージ」と笑みを浮かべた。

 強い目力が武器。周囲から「瞳孔を操って演技している」と言われるほど、その大きな瞳はさまざまな光を帯びる。「瞳孔を操ることなんてできません」と苦笑いしながら「目元の演技には気を配っている。そこから感情を読み取っていただけるのはうれしい」と話した。

 ◇上村 侑(うえむら・ゆう)2002年(平14)11月2日生まれ、鹿児島県出身の19歳。中学2年時に俳優を志す。趣味は将棋や囲碁で「体よりも頭を使うゲームが好き」。

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