有田哲平「大先生」と慕う俳優明かす、金言授かった過去「気付いたらすごい涙が出ていた」

[ 2022年6月20日 22:26 ]

「くりぃむしちゅー」の有田哲平
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 お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平(51)が20日放送の日本テレビ「しゃべくり007」(月曜後9・00)に出演。俳優、平泉成(78)の演技に心打たれ、「大先生」と慕っていることを明かした。

 有田はゲストとして登場した平泉を前に「僕の大先生、共演させていただいて」と、16年前にドラマで共演したことを回顧。その際のエピソードを披露した。平泉の役どころは「僕の会社の工場長」だったと説明し、「僕が好きな人にフラれて泣くシーンがあった」という。

 演技経験が少なかった有田は、スタッフから「泣きのシーンなので、お願いしますって」と声をかけられ、「泣けないかな」と弱音をこぼした。すると、やり取りを見ていた平泉が「おいおい、いいんだよ。そんなこと言わなくても」と、スタッフをたしなめた。さらに「泣かなくていい、有田君。泣く芝居なんかやる必要ないから。会話してそう思ったら泣けばいいし、そんなもんはスタッフが強要してやるもんじゃないんだよ。芝居なんか素でやらなきゃダメなんだから」と気遣ってくたそうだ。

 「助かった」と感じた有田は、その後撮影に入った。泣きのシーン。「(平泉が)工場長として僕に励ましの言葉を真剣にかけてくれた。“頑張れ、諦めるな”って本気で芝居してくれたから、気付いたらすごい涙が出てて」と、平泉の演技に対して自然に涙が出たことを明かした。「撮影が終わって“これでいいんだよ”みたいな感じで。芝居で泣かせてくれた」と、しみじみ話していた。

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2022年6月20日のニュース