【鎌倉殿の13人 第24話トレンド】大姫ロス 義村「己の幸せのため」金剛は早くも帝王学「貞観政要」

[ 2022年6月20日 20:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第24話。雨に打たれる大姫(南沙良)を三浦義村(山本耕史)が見つけたが…(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は19日、第24話がオンエアされた。放送終了後、ツイッターのトレンドに入った関連ワードを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第24回は「変わらぬ人」。源頼朝(大泉洋)と万寿(金子大地)が「富士の巻狩り」を終えて無事に戻り、喜ぶ政子(小池栄子)。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼(迫田孝也)を許さず、余波が鎌倉を揺るがしていた。そして、亡き許嫁“冠者殿”源義高(市川染五郎)を慕い続ける大姫(南沙良)は、頼朝が用意した縁談話を歯牙にもかけず…という展開。

 範頼は起請文を書き、身の潔白を訴えたが、頼朝は厳しく詮議。さらに大江広元(栗原英雄)が起請文の文面に難癖をつけ、範頼は「もう結構にございます」と自ら身を引いた。そこへ比企尼(草笛光子)が現れ、頼朝を叱責。範頼は死罪を免れ、伊豆・修善寺に幽閉、謹慎となった。

 大姫は巴御前(秋元才加)に励まされ、入内を決意。しかし、丹後局(鈴木京香)の洗礼に萎縮。寝所から抜け出し、雨に打たれると高熱を発し、鎌倉に帰った後も体調は悪化。「私は、私の好きに生きてもいいのですか。好きに生きるということは、好きに死ぬということ。死ぬのはちっとも怖くないのだって、死ねば義高殿に会えるんですもの。楽しみで仕方ない」。母に見守られ、20歳の生涯を閉じた。

 大姫の病死は範頼の呪詛が原因だと思い込み、頼朝は怒りに震える。村人と畑仕事中の範頼を善児(梶原善)が襲った。

 「#鎌倉殿の13人」がオンエア中から9週連続の世界1位。

 「己の幸せのため」は雨に打たれる大姫を見つけた三浦義村(山本耕史)が掛けた言葉。「姫は悪くない。姫は、姫の生きたいように生きるべきです。帝に嫁いだところで、それが何になりましょう。きっと、今日のようなことが繰り返される。それでは、姫の身が持ちません。鎌倉殿のことはお忘れなさい。北条の家のことも。人は、己の幸せのために生きる。当たり前のことです」――。

 「貞観政要」は北条義時(小栗)の愛息・金剛(坂口健太郎)が読んだ唐の書物。「帝王学の教科書」「世界最高のリーダー論」と呼ばれる。

 「関智一」は朝廷の実力者・土御門通親役を演じる声優。大河初出演。今回が初登場回となった。

 ■日本のトレンド(6月19日午後9時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人
 (13)大姫ちゃん
 (19)己の幸せのため
 (21)貞観政要
 (23)三浦義村
 (25)関智一さん
 (34)鈴木京香
 (35)善児の名前
 (37)範頼さん
 (38)言いがかり
 (39)大泉のせい
 (45)#鎌倉殿の十三人

 ■日本のトレンド(6月19日午後10時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人
 (24)大姫ちゃん
 (33)鈴木京香

 ■世界のトレンド(6月19日午後9時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人
 (20)大姫ちゃん
 (49)#鎌倉殿の十三人

 ■世界のトレンド(6月19日午後10時)(50位以内)
 (1)#鎌倉殿の13人

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