玉川徹氏 知床遊覧船・桂田社長の会見に「責任は船長と社長にあるというのは間違いない」

[ 2022年4月28日 11:01 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
Photo By スポニチ

 テレビ朝日の玉川徹氏が28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。北海道・知床半島沖で起きた乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU1(カズワン)」の遭難事故で、27日に運航会社の桂田精一社長(58)が記者会見を開いたことについてコメントした。

 事件発生5日目にしてようやく設けられた公の場で、桂田社長は土下座を3回した一方、波浪注意報が出るなど荒天必至の条件下で出航した判断を巡り「船長の判断」と繰り返した。事故当日は荒天が予想されていたが「普通に海を見ても荒れてはいないですし、天気予報を見ても問題ないということで」とした。

 MCのフリーアナウンサー・羽鳥慎一に「出航の判断についてどうですか」と振られた玉川氏は「船首が浸水していると連絡があったって今のところ出てますけど、これがなぜ浸水したのかが分かってないですよね。一様に気象条件だけが原因だったのかどうかっていうのは、船を引き揚げてみないと分からないところはある」と返答。「ただ現実問題として船は沈み、多くの命が失われたってなるので、出航の判断はどうであれ、責任は船長と社長にあるというのは間違いない」と指摘した。

 さらに船長が行方不明であることから「なんでも責任をそこにかぶせちゃうこともできちゃうので、こういう状況になっているという事で(社長に)責任があるという風なことだと思います」と語った。

続きを表示

2022年4月28日のニュース