野々村友紀子氏 知床遊覧船社長会見に怒り「こんな方が命守る仕事に就いていたって信じられない」

[ 2022年4月28日 16:13 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 放送作家の野々村友紀子氏(47)が28日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演。北海道・知床半島沖で起きた乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU1(カズワン)」の遭難事故で、27日に運航会社の桂田精一社長(58)が記者会見を開いたことについてコメントした。

 事件発生5日目にしてようやく設けられた公の場で、桂田社長は土下座を3回した一方、波浪注意報が出るなど荒天必至の条件下で出航した判断を巡り「船長の判断」と繰り返した。事故当日は荒天が予想されていたが「普通に海を見ても荒れてはいないですし、天気予報を見ても問題ないということで」とした。

 野々村氏は、社長の会見について「5日間後の会見なので、納得のいくものになるとは最初から思ってませんでした」といい「危険なところを条件付きで行き来するっていうのも信じられないですし、衛星電話とか無線とか第2、第3の受け皿も故障のまま積んでないって、こんな方が命守る仕事に就いていたっていうのがほんとに信じられない」と怒りをあらわにする。

 さらに「優先順位もほんとにおかしい」と指摘。「お客さんが『行ってほしい』ってそりゃ素人は言いますよ。それを止めるのがプロですし、それを目視で素人と同じように行かせたとか、会見の遅さもそうですけど、優先順位の付け方が完全におかしいですね」と語った。

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2022年4月28日のニュース