「知床旅情」の加藤登紀子「知床の皆さん、頑張って」　観光船の継続願い「そのためにも正しい解明を」

加藤登紀子
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　「知床旅情」などのヒット曲で知られる歌手の加藤登紀子（78）が25日、自身のホームページを更新。北海道・知床半島沖で起きた乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU1（カズワン）」の遭難事故について語った。

　加藤は「辛い週末になってしまいました」と書き出し、「知床のウトロ港から出港した観光船の事故で、11人の方が亡くなり、15人の方がまだ行方不明です。水温は2℃か3℃、ほんとにどんなに冷たかったでしょう」と悲痛な思いを綴った。

　さらに加藤は「知床の春は、強い風が吹くことが言われています。私も何度も知床に行っていますが、船を出すことに皆さん慎重で、今もまだ、知床岬の突端を海から見ることが出来ていません」と明かす。その上で「でも海から見る知床半島は本当に素晴らしくて、この観光プランが、この事故の後、中止されてしまうようなことにならないように、と願っています」と吐露。「そのためにも、事故の正しい解明が必要です。知床の皆さん、頑張って下さい。遠くから見守っています」とエールを送った。