川嶋あい 5月に声帯手術へ 5年前から不調、声帯結節と診断 今年に入り悪化「希望を持って選択をした」

[ 2022年4月28日 13:12 ]

川嶋あい(2014年撮影)
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 歌手の川嶋あい(36)が28日、公式サイトとツイッターを更新し、5月に声帯の手術を受けることを報告した。

 川嶋は直筆のメッセージを公開し、「いつも応援していただいている方にお伝えしなければいけないことがあります。実は、来月、声帯の手術を受けることにしました」と報告。「5年ほど前から声帯の不調」が続いていたといい、「(医師から)声帯結節の診断を受け、切除する手術を受けるかどうか、ずっと悩んでいました」と告白。「手術よりもヴォイストレーニングをしながらなんとか乗り越えてゆきたいと考え、この数年歩んできました」とした。

 「正直、うたうということがこんなにどうしようもなくつらいものだと感じたことは生まれて初めてのことでした。思うようにできない、声が出せない、歌えない…昨年の8月20日も、心の中ではそんなことばかり考えている自分がいました」と振り返り、「今年に入り、状況は益々悪化し、トレーニングを重ねてもとしても乗り越えられないものがあるということを痛感し、最終手段として手術を選ぶことにしました」と手術を決断した経緯を説明。「手術をしたから回復できるのか、思うような声を取り戻せてうたえるのか、それは正直わかりません。良くなるかもしれないし、変わらないかもしれない。何も保証はありません。それでも、希望を持って選択をしたつもりです」と記した。

 「術後は個人差がありますが、1ケ月~3ケ月程度でうたえるようになるらしいです」としながらも「今の私の声帯にはライブを長時間できるだけのキャパシティと体力がありません」とも。「焦らずに様子を見ながら、少しずつ声を出してゆきたいと思っています。その為の苦渋の決断をすることにしました」とし、8月20日のライブは中止すると発表した。

 「今はとにかく声帯を回復させるあらゆることにトライをして、次の820を迎えられるようになる為に、日々を過ごしてゆきたいと思ったのです。私のこのワガママな決断をどうか許してください。楽しみに待っていてくださった首、本当に本当にごめんなさい。ここからきっと、何かがまた始まることを信じて、ひとまず手術を受けて自分の声と向き合ってゆけたらと」とつづった。

 スタッフも文書を発表。「本人も数年間悩んだ結果、残された数少ない重大な選択をする事に至りました。今年の8.20を終えてからという選択で随分と悩んではいましたが、満足に歌を届ける事ができないと判断し、この時期に手術に踏み切る結果に至りました」としたうえで「彼女にとって一年で大切な日をこのような形で迎えることにことになり、この日を楽しみにしていた皆様に大変申し訳なく思っています」と謝罪。「8.20は彼女にとって大切な日です。なんらかの形で8.20は皆様とお会いできるよう調整させていただいていますので、詳細が決定次第ご案内させていただきます」と、呼びかけた。

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