高橋真麻 知床遊覧船社長“条件付き運航”に「せっかく来たから途中まで出してもらえるっていう発想に」

[ 2022年4月28日 09:48 ]

フリーアナウンサー高橋真麻
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 フリーアナウンサーの高橋真麻(40)が28日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。北海道・知床半島沖で起きた乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU1(カズワン)」の遭難事故で、27日に運航会社の社長が会見を開いたことについてコメントした。

 事故発生5日目にしてようやく設けられた公の場で、桂田社長は事故当日の最終的な出航判断は船長ではなく、同社長と説明。事故当日は荒天が予想されていたが、「普通に海を見ても荒れてはいないですし、天気予報を見ても問題ないということで」とした。「お客さまもやっぱり、一番このような先端まで来て、ちょっとでも走ってほしいという要望があった。体感していただければ揺れて帰ってくれみたいな気持ちになって、納得していただく方法をなるたけとっていました」と続けていた。

 MCを務める加藤浩次から、「『お客さんも来たら乗りたいと思うんですよね、でも行ってダメだったら納得する』みたいな発言が昨日あったんですよね」と投げかけられると、高橋は「でも、私それ言われるまでそれでもありだと思っていたんですよ」と返答。「自分が観光客として行って、『出航できません』って言われて『途中まででもいいから出してください』って自分だったら言っちゃうなと思って…」と予測した。

 続けて、「それで、『途中まで出て、ダメだったら引き返して返金します』って言われたら、『良かった。来た甲斐があった』って…。まさかこんな国土交通省が『そういう運航はしてません』なんてことも知らないし、せっかく来たから途中まで出してもらえるんだっていう発想になっちゃう」とコメント。「今回、このことを見て、条件付き運航ってことはそもそも存在しないんだとか、それを私が今まで『乗れたラッキー』と思ってしまっていただろうけど、それは管理会社の方の責任放棄であったり、安全を守ってないということに今回初めて気づかされて」と私見を述べた。

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