スカパラ 昨年紅白で話題「ツバメ」特別版制作 中高吹奏楽部での演奏イメージ、「みんなのうた」でも放送

[ 2022年4月28日 04:00 ]

「ツバメ~スカパラバージョン」に参加したミドリーズや長濱ねる、東京スカパラダイスオーケストラ、都立片倉高校の吹奏楽部の部員たち
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 昨年のNHK紅白歌合戦で特別企画として披露され話題となったYOASOBI with ミドリーズの「ツバメ」を、スカバンド「東京スカパラダイスオーケストラ」が演奏した特別版が制作された。NHKが27日発表した。

 楽器演奏をメインにしたアレンジを加え、タイトルは「ツバメ~スカパラバージョン」。全国の中高吹奏楽部で演奏してもらおうと企画され、演奏には吹奏楽の名門、都立片倉高校の部員も参加した。歌はスカパラの茂木欣一(54)と小学生5人組「ミドリーズ」、同局のSDGsキャンペーンのPR大使を務めている女優の長濱ねる(23)が担当した。

 NHK・Eテレ「みんなのうた~ひろがれ!いろとりどり」(日曜後6・55)の「5月のうた」として流される。同番組は「ツバメ」のさまざまなバージョンを月替わりで放送していくNHKの音楽番組「みんなのうた」の特別枠として今春スタート。「4月のうた」はオリジナルの「ツバメ」が使われていた。スカパラが「みんなのうた」に登場するのは初めて。

 NHKはSDGsを普及させようと、同局の子供向けSDGs番組「ひろがれ!いろとりどり」の企画で昨年9月にミドリーズを誕生させた。同番組のテーマソングが「ツバメ」で、男女ユニット「YOASOBI」のAyase(28)が作詞作曲、ボーカルのikura(21)とミドリーズの5人が一緒に歌っている。

 アレンジバージョン第1弾となった今作は「子供から大人まで世代を超えて、心を一つにして演奏する」(同局)がテーマ。茂木は「心を一つにして“ともに生きる”ということを表現した楽曲になりました。この曲でみんながより羽ばたけるような感じになったらうれしい」と期待している。

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