金子恵美氏 「会見と土下座はつくられたものだなと感じました」知床遊覧船・桂田社長の会見の印象

[ 2022年4月28日 09:22 ]

金子恵美氏
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 元衆院議員の金子恵美氏(44)が28日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。北海道・知床半島沖で子供2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」=19トン=が遭難し、11人が死亡し15人が行方不明になっている事故で、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)が27日午後に同町で記者会見したことに言及した。

 事故発生5日目にしてようやく設けられた公の場で、桂田社長は土下座を3回した一方、波浪注意報が出るなど荒天必至の状況下で出航した判断を巡り「船長の判断」と繰り返した。

 金子氏は「ご家族の方が初めて(社長の)顔を見たとおっしゃってましたけれども、説明を詳しくするっていうのは事実関係を整理してから後からしてもいいですけれども、こうした土下座で謝罪をするのであれば、それは事故直後に責任者として甚大な被害を起こしてしまったということをおわびする時にするのが土下座であって、5日経ってこの段階でカメラの前でされてもVTRの中にあったようにご家族の方にとっては逆なでされるだけだと思う。カメラを向けられても謝罪もひと言せずにも逃げている姿と、数時間後にこうして土下座して会見をしているってこと自体が、この会見と土下座はつくられたものだなと私は感じました」と自身の印象を話した。

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2022年4月28日のニュース