岡本健一 ジャニーズ初の紫綬褒章「私だけの受章ではない」、秋元康氏や庵野秀明監督らも

[ 2022年4月28日 05:00 ]

紫綬褒章受章が決まった俳優の岡本健一(提供写真)
Photo By 共同

 作詞家の秋元康氏(63)や俳優の岡本健一(52)らが、政府が28日付で発表した2022年春の褒賞受章者で、学問や芸術分野で功績を残した人に贈られる紫綬褒章に選ばれた。

 秋元氏は美空ひばりさんの「川の流れのように」をはじめ、昭和から現在までさまざまな楽曲で作詞活動を行ってきた。今回の知らせを受け「その時代、時代をただ夢中で走り抜けて来ました。夢にも思っていませんでした」と喜びのコメント。「この仕事を続けてこられたことを幸せに思います」とした。

 また岡本はジャニーズ事務所所属のタレントとして初の受章。「男闘呼組」のメンバーとして1988年にデビュー以来、舞台を中心に活躍。「私だけの受章ではない」とスタッフや共演者に感謝した。古典や現代劇など幅広い作品で戦禍に生きる人物を演じてきたことから「国際平和を希求するこの日本で、ありがたいことに戦争を体験していない私が、演劇という果てしなく自由な世界に導いていただいた」と感謝した。

 その他、映画監督の庵野秀明氏(61)や囲碁棋士の井山裕太4冠(32)らも受章した。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、天皇陛下と受章者との面会は見送られる方向。

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2022年4月28日のニュース