長嶋一茂 休業要請に「休業対象業種の方たちが全員休んだら8割減になるのかどうかリサーチ…」

[ 2020年4月10日 11:22 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(54)が10日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受け、東京都が10日に企業や店舗を対象に休業要請することに言及した。

 小池百合子知事と西村康稔経済再生担当相が9日夜会談し合意した。都側は当初、緊急事態宣言と合わせた休業要請の実施を目指し、9日中に最終案をまとめ10日に公表、11日開始の方針を示していたが、経済への影響を懸念する政府側との間で開始時期や業種を巡って調整が難航。都が休業要請の対象に含めようとした百貨店や理髪店、ホームセンター、屋外のスポーツ施設については国の見解を受け入れて対象外とし、居酒屋も営業時間を午後8時ごろまでとする方向となった。休業要請の対象となる業種や施設は、小池氏が10日に記者会見して公表する。応じた企業向けの協力金の支払いも数十万円を軸に検討している。

 一茂は「自粛要請を促す業種に対しての説明がないと同調圧力が出てくると思うんです。理由、いわゆる大義名分があってオープンさせていかないと休んでいる人たちから見ると“なんでお前の所やってんだ”ってなるに決まってる。そこは説明していただきたい」と指摘。そして「一番大事なのは人との接触8割減を目標にするんだったら、休業要請対象がきょうの発表でどれくらいか分かりせんが、もし休業対象業種の方たちが全員休んだら8割減になるのかどうかリサーチもちゃんと済んでいるのかなってことは聞きたいと思う。じゃないとやっても意味ないじゃないですか」と話した。

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