長澤まさみ 注目の1人芝居「ガールズ&ボーイズ」も中止 5月東京公演&全国ツアー「準備困難」

[ 2020年4月10日 13:52 ]

 新国立劇場は10日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月に開催される予定だった演劇とオペラの主演公演の中止を発表した。政府からの緊急事態宣言を受けて、公演の準備を進行することが困難となったためとしている。

 対象となるのは、5月12日から同31日までを予定していた女優・長澤まさみ(32)の1人芝居「ガールズ&ボーイズ」と、同17日から同26日までを予定していたオペラ「サロメ」の2つ。

 「ガールズ&ボーイズ」は2018年にロンドンのロイヤルコート劇場で初演された1人芝居で、日本初演の話題作。1人の女性がある男性と運命的に出会い、恋に落ち、結婚。しかし、幸福だと思っていた生活がある日突然崩れ始める…。チケットも即日完売していた。

 「ガールズ&ボーイズ」は、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、いわき芸術交流館アリオスで、それぞれ6月に開催を予定していた全国公演も中止となる。

 チケットの払い戻し手続きなどは「別途当劇場ウェブサイトでご案内いたします」と伝え、今後については「引き続き政府関係機関の要請、最新情報等を踏まえて、できる限り迅速にお知らせして参ります」としている。

 新国立劇場は7日に、緊急事態宣言を発令を踏まえて今月12日までとしてた新型コロナウイルス感染拡大の影響による公演中止を5月10日まで延長することを発表していた。

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2020年4月10日のニュース