桂南光、30万円給付策をバッサリ「安倍さんはお金の苦労したことないねん…辞めてください」

[ 2020年4月10日 16:40 ]

落語家の桂南光
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 落語家の桂南光(68)が9日放送のMBSテレビ「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)で、新型コロナウイルス感染拡大を受けての政府の現金給付制度について「あれを見たら“ああ、金を渡す気がないんだな”と思った」と批判した。

 南光は「自粛せえとかいろいろ言っているけど、まずは給付するお金。あの30万円をもらえる人が何人いるのか。それも訳の分からん、税理士の人も計算の仕方が分からんと言ってたわ。あれを見たら“ああ、金を渡す気がないんだな”と思った。30万渡しますって言って、ほとんど渡さない。まず渡せっちゅうねん」とバッサリ。

 「私ら落語界も3月から6月まで(寄席が)全然ないです。私はここに出させてもらってナンボかいただけますけど、一銭も入ってこない人がたくさんいる。30万とは言わなくても毎月10万円ずつとか」と続けた。

 「どうやって配るのかと言うと、選挙の時に選挙権がある人に投票券が届くじゃないですか。あれと同じように全員にすぐ送って、配ってほしい。みんなに、みんなに!」と持論を述べた。

 政府への怒りは収まらず、「安倍さんはボンボンで育って、いっぺんもお金の苦労がしたことないねん。人から借金したこともないやろ。だから分からない。そんな人が国会議員やっているから駄目なんですよ」とまくし立て、スタジオ隣席の西川きよし(73)の娘、西川かの子(45)を指差し「この人のお父さんが議員の時、どんだけ福祉のことをやったか。それは苦しい時代があったから。安倍さんなんか庶民の気持ち、なんも分からない。他人事のように思っている。私は毎週言ってますけど、安倍さん辞めてください」と思いをぶちまけた。

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