早くも世界で500万人Wash!ピコ太郎「PPAP-2020-」でコロナ感染拡大を防ぐ!

[ 2020年4月10日 05:30 ]

「PPAP―2020―」で手洗いを披露するピコ太郎(公式ピコ太郎歌唱ビデオチャンネルより)

 ピコ太郎(自称56)が新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、5日にユーチューブで公開した手洗いソング「PPAP―2020―」の視聴回数が9日に早くも500万回を突破した。

 公開から1日当たり100万回のハイペース。この日はJリーグ川崎Fの元日本代表MF中村憲剛(39)、8日はAAAの宇野実彩子(33)がまねしたカバー動画をそれぞれSNSに投稿したことで、勢いはさらに加速している。

 世界的な広がり方は、1億3600万回再生されている16年の「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」のヒットをほうふつさせる。動画視聴の約3割は海外で、新型コロナの感染者が多い欧米やアジアをはじめ、インドやモルドバ、アラブ首長国連邦など約136カ国で視聴されている。ピコ太郎が5日に動画を公開すると、ロイター通信や米ニューヨーク・タイムズ、英BBCなど海外の大手メディアが次々と報道。米CNNは近くピコ太郎をインタビューする予定だ。中国では中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で動画が拡散され「PPAP再び」と話題になっている。

 国内外で盛り上がりを見せ、中村や宇野のようにカバーする人が続出。PPAPはトランプ米大統領の孫娘によるカバー動画など、モノマネされることで世界的に広がった。手洗いバージョンも同様につながっていけば、新型コロナから世界を救う手助けになる。ピコ太郎は「まさか、2016年と同じ…もしくはそれ以上の広がり方をするとは?驚きすぎて脇が甘くなってますピコ。だってロイター通信さまやBBCさまですよ」と手応え。モノマネが相次いでいることには「どんどんまねして手洗って、祈って笑いましょう」と輪が広がることを期待している。

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