東国原英夫 新型コロナ禍の感染拡大は「半分は人災だと思います」政府や小池都知事に苦言

[ 2020年4月10日 14:15 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(62)が6日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)で、新型コロナウイルスの感染拡大は「半分は人災だ」と持論を述べた。

 緊急事態宣言を受け、東京都が当初検討していた休業要請の対象業種や施設から理髪店やゴルフ練習場、百貨店の一部売り場が外れ、居酒屋は時短営業を認めることについて司会の坂上忍(52)が疑問視。「対応を間違えてしまうと人災になるじゃないですか、それだけは止めて欲しいって願ってたんですけど。何か、このまま行くとそっちに、ましっぐらに行っちゃような気がして怖くてしょうがないんですけど…」と危惧した。

 東国原は「現時点で人災ですよ。半分は人災だと思います」と主張。「政府の間違いは中国からの渡航者等々を早期に全面ストップしなかったこと、クルーズ船(ダイヤモンドプリンセス号)の対応、オリンピックの対応に遠慮してたってこと」と指摘した。

 都の小池百合子知事についても「あの人、非常に誘導がうまいなと思うのは…今、東京都は国からいじめられていますよ、自分ら(都として)は(街から人を)シャットアウトしたのに国が緩めろって論調に持ってきているじゃないですか。うまいですね~これね」と皮肉たっぷり。

 「うまいですよ、まんまと乗ってますから。もともと、あの方がオリンピックに忖度(そんたく)して全然(自粛要請などを)緩めてきた、その結果がこれですからね。それをみなさん、忘れないでおきましょうね」と呼び掛けた。

 坂上も「確かになぁ、オリンピックが延期になった翌日だったけ!?ロックダウン(都市封鎖)って(言葉が出て来たの)」と小池知事の言動を振り返った。

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2020年4月10日のニュース