巨人劇的勝利! 丸の今季初安打がV弾 坂本557日ぶり犠打 長野は巨人1641日ぶり快音 大勢締めた

[ 2023年4月2日 15:41 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2023年4月2日    東京D )

<巨・中>7回、適時打を放った代打の長野(撮影・藤山 由理) 
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 3年ぶりのV奪回を目指す巨人は劇的な試合展開で中日に競り勝ち、11年連続の開幕カード勝ち越しを決めた。

 1―1で迎えた7回、無死一、二塁の場面でここまで開幕から9打席連続無安打だった坂本が2021年9月22日の広島戦(マツダ)以来557日ぶりとなる犠打を決めると、1死満塁の場面で同じく開幕から9打席連続無安打だったブリンソンの代打に長野が登場。巨人復帰後の初出場初打席で左前に勝ち越し適時打を放った。

 長野の巨人での安打、打点はともに2018年10月4日の広島戦(マツダ)以来1641日ぶり。ベンチもスタンドもお祭り騒ぎとなったが、直後の8回に2番手右腕・田中豊がピンチを招いて降板すると、高梨、鍵谷と必死の継投も実らず追いつかれ、2―2の振り出しに戻った。

 だが、その裏、1死走者なしの場面だった。開幕から11打席連続無安打だった丸が今季12打席目で放った初安打が右翼スタンドへ飛び込む今季1号ソロ。値千金のこの勝ち越し弾が決勝点となった。

 先発投手としてプロ最長タイの7回を投げ5安打1失点と好投した2年目右腕・赤星は勝利を逃したものの、コンディション不良により前日はベンチ外だった守護神・大勢が今季初登板を初セーブで締めくくり、敗れれば2012年以来11年ぶりとなる開幕カード負け越しを阻止した。

 ▼長野 和真、翔、勇人みんながつないでくれたチャンスだったので何とかしなければという打席でした。ファンの皆さんの声援が打たせてくれました。ありがとうございます。

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