大谷翔平 藤浪との10年ぶり対決「満塁だったので抜けて欲しかった」「立ち上がり素晴らしかった」

[ 2023年4月2日 08:41 ]

<アスレチックス・エンゼルス>アスレチックスに勝利し笑顔でナインを迎えに行く大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が1日(日本時間2日)、カリフォルニア州オークランドで行われたアスレチックス戦に「3番・DH」で出場し、5打数2安打1得点の活躍でチームの今季初勝利に貢献した。

 注目は初登板初先発のア軍先発藤浪とのメジャー初対決。日本ハム時代の13年5月26日(甲子園)以来、10年ぶりの対決となった。

 初回2死の1打席目はスプリットに一ゴロに打ち取られたが、2―0の3回無死満塁のチャンスでは99・1マイル(約159・5キロ)を捉え、左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、この回一挙11点のビッグイニングを演出した。

 試合後、取材に応じた大谷は、今季初適時打となった一打について「打った感触…抜けて欲しいなっていう。満塁だったので。それが一番かなと思います」と淡々。

 高校時代からしのぎを削った藤浪の印象については「そんなに多く(球数を)見たわけではないので、最初の打席も比較的浅いカウントで打ち取られているので、ちょっとコメントするにはサンプルが少ないかなとは思うんですけど。立ち上がり、素晴らしかったと思いますし三振もうち的にはとられていたので。いいオフェンスのタイミングでビッグイニングをつくれたっていうのは、うちにとっては良かったかなと思います」と語った。

 藤浪は2回1/3を投げ5安打8失点(自責8)でメジャー初黒星を喫した。

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