【藤浪と一問一答】3回の炎上悔やむ「変化球が相手のタイミングに」大谷適時打はファウル取りにいくも…

[ 2023年4月2日 10:38 ]

試合後の囲み取材に応じる藤浪(撮影・柳原 直之)
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 アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)が1日(日本時間2日)、本拠地オークランドでのエンゼルス戦に先発でメジャー初登板し、2回1/3を5安打8失点で初黒星を喫した。2回まで無失点だったが3回に打ち込まれた。以下、主な一問一答。

 ――3回の投球の変化ついて。
 「それまで真っすぐで押していたのが、ちょっと考えすぎて、ち変化球中心になってしまった。もうちょっと落ち着いてまっすぐで押せれば良かったなと思います」

 ――初登板前にしてウオーミングアップの時間が少し早かったよ。緊張などあったか。
 「いや、まああれぐらい。日本の時からけっこう早めの時間から、体を動かしてっていうのはルーティンだったので。特にすごい緊張したっていうわけではないです。多少ありましたけど。良い緊張感で試合には入れたと思っています」

 ――結果は別として、メジャーのマウンドで投げられたということに関して。
 「もっとしっかりと抑えられたら良かったなと思いますけど、まずは(マウンドに)立てたことは光栄に思います。(マウンドに)立つだけじゃダメなので、次回以降取り返せるように。悔しいデビューになったので、次回以降、取り返せるようにしたいなと思います」

 ――高校時代からしのぎを削った大谷選手との対決について。
 「特に大谷選手だけっていうわけではないんですけど、そうですね。その世界最高峰選手と対戦できたのは良かったなと思います」

 ――登板後のルーティンは。
 「こっちのルーティンは初めてだったので、今日はバイクをこいで、アームケアして、アイシングしてっていうルーティンでした」

 ――このような登板後は家に帰った後にも考えてしまうのか、切り替えられるのか。
 「考えてしまうのは、考えてしまうと思うので、今日一日、その気持ちに浸って明日から切り替えられるようにしたいなと思います」

 ――今回の登板から得られた教訓は。
 「配球だとか、もっと使う球種だとかもうちょっといろいろ勉強しないといけないなと思います」

 ――初回、2回は完璧な内容。ボール自体の手応え。
 「悪くなかったと思いますね。全体的に調子も悪かったわけではないので、悪くないだけにね、悔しかったですけど。次回以降に活かせるようにしたいと思います」

 ――3回に慎重になった経緯は。
 「まあ先頭打者を出して、そこからしっかり押さえていないというところで、ポンポンと打たれ出して、上位にまわったところでどうしても変化球の入りが多くなったと思うので、そのあたりですかね」

 ――スライダーがエンゼルス打線に合ってしまったように見えた。
 「そうですね。スライダーが特に相手バッターのタイミングにあったかなと。特に初回、2回と真っすぐで押していた中でそっちに切り替えてしまった、多投してしまったというのはちょっと反省点です。それが一番の原因かなと思います」

 ――3回に適時打を打たれた大谷選手の打席で真っすぐを2球続けた狙い。
 「ファウル取れればいいなというところでした。(思ったより差し込めなかったか?)そうですね」

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