大谷が今季初マルチ! アスレチックス藤浪からフェン直適時打 10年ぶり同級生対決、メジャーで実現

[ 2023年4月2日 07:00 ]

3回、適時打を放つ大谷(投手・藤浪)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が1日(日本時間2日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。メジャー初登板初先発となった藤浪晋太郎投手(28)からフェンス直撃の適時打を放った。投手が代わった6回の第4打席にも安打を放ち、今季初のマルチ安打を記録した。

 高校時代から競う同学年の藤浪と対峙した大谷。2月28日のオープン戦初登板で投げ合ったが、打者としては新人だった日本ハム時代の13年以来10年ぶりの対決となった。

 初回の第1打席は一ゴロに倒れたが、迎えた3回。2点を先制し、なおも無死満塁で回った第2打席、159・4キロの直球をはじき返す左翼フェンス直撃の適時打を放った。大谷は2試合連続となる安打で今季初打点をマーク。大谷の適時打などで打線は1イニング11得点を奪った。藤浪は2回1/3を5安打8失点で降板した。

 4回先頭で迎えた第3打席は2番手・オラーと対戦。空振り三振に倒れたが、6回1死二塁の第4打席に右前適時打を放った。昨季までの「大谷シフト」なら遊撃手に捕られていた打球だったが、今季は極端なシフトが禁止となったため、内野手の間を抜ける安打となった。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月2日のニュース