報徳学園21年ぶりの決勝に導いた大角監督「よくここまで結果を残してくれた」

[ 2023年4月2日 05:20 ]

第95回選抜高校野球大会決勝   報徳学園3ー7山梨学院 ( 2023年4月1日    甲子園 )

<山梨学院・報徳学園>ベンチから戦況を見つめる報徳学園・大角監督(左)(撮影・平嶋 理子)
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 報徳学園を21年ぶりの決勝進出に導いた大角健二監督は、継投のタイミングが遅れたことを悔やんだ。「私の継投が遅かったのかなと。今日は(間木と今朝丸の)2人でと考えていたので、我慢しすぎた」。先発の間木歩が2―0の5回1死一塁から5連打、救援した今朝丸裕喜も2ランを被弾するなど流れを手渡した。その敗戦の責を一身に負った。

 永田裕治前監督(現日大三島監督)の後を受け、17年4月から母校の指揮官に就任。恩師の練習法にウエートトレーニングなどを付け加えた。さらに昨夏の兵庫大会5回戦敗退で「執念が足りないと気付いた」と精神面も強化。指導は実って18年夏以来の聖地にたどり着き、決勝戦まで勝ち上がった。「力のあるチームばかりと戦って、よくここまで結果を残してくれた」。ひとまず選手たちをねぎらい、夏に向かう。

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2023年4月2日のニュース