普段から連係の確認欠かさぬ阪神・近本 鉄壁の外野陣へ導ける背番号5のけん引力

[ 2023年4月2日 07:20 ]

セ・リーグ   阪神6ー5DeNA ( 2023年4月1日    京セラD )

<神・D>サヨナラ打を放った近本(右)は岡田監督と抱き合って喜ぶ(撮影・北條 貴史)
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 【記者フリートーク】中堅手として守備の要を担う阪神・近本は、普段から連係の確認を欠かさない。主に左翼、右翼を任される島田とは、フリー打撃中に自身との間に飛んだ打球の追い方を日頃から綿密にチェック。ノックではなく“実弾”だからできる特訓に、2人で励む。島田は「近本さん主導で“ここは声出さずに追おう”や“ここはジェスチャーだけで、どちらが捕るか決めよう”といった感じで、メリハリをつけて練習します」。

 今では近本が「あうんの呼吸で守れるのは島田くらい」と語るほど息ピッタリになった。他にも先発両翼のノイジーと森下、守備固めの板山ら呼吸を合わせるべき選手は多いが、背番号5のけん引力なら、必ず鉄壁の外野陣へと導けるはずだ。(阪神担当・八木 勇磨)

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2023年4月2日のニュース