西武・松井新監督「リードしたらいくと決めていた。やり返してほしいと」青山守護神起用で信念の初勝利

[ 2023年4月2日 19:29 ]

パ・リーグ   西武4ー1オリックス ( 2023年4月2日    ベルーナD )

<西・オ>9回、オリックス打線を封じる青山 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武は2日、ベルーナドームで行われたオリックス戦で、1ー1の8回に鈴木が決勝の2点三塁打を放つと、9回はドラフト4位の青山が締めて勝利。松井稼頭央新監督(47)は開幕3戦目でうれしい監督1勝を手にした。

 試合後、青山起用の意図を聞かれた松井監督は「リードしたらいくって、それが何点差であってもいくっていうことは決めていました」とルーキー守護神への信頼を口にし、「もう一回次にそういう場面が来たらやり返してほしいと思ってましたから。彼の気持ちの強さであったり、そこはもう一度って思ってましたからね。思う十分に期待に応えてくれたと思うし、本当にナイスボールだったと思います」と称賛した。

 2―1の9回に登板した3月31日の開幕戦は、あとアウト1つで暗転。2死から昨季までチームで正捕手だった森に同点ソロを浴び、延長戦の末に逆転負けを喫した。

 開幕戦のリベンジを果たし、プロ初セーブを挙げた22歳に指揮官は「少しホッとしたところもあるでしょうし、自信になったんじゃないかと思う。これでしっかりと地に足をつけてまた明後日から、しっかり戦っていきたい」と新戦力とともに進撃に向けて前を向いた。

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