巨人・長野が復帰後初打席で勝ち越し打! 坂本557日ぶり犠打でつないだ!“サカチョー”復活

[ 2023年4月2日 15:11 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年4月2日    東京D )

<巨・中>7回、勝ち越し適時打の長野はナインの祝福を受ける (撮影・西川祐介)
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 巨人の長野久義外野手(38)が開幕3戦目となった中日戦(東京D)で代打に登場。復帰後、初出場初打席で勝ち越し適時打を放ち、今季初安打初打点をマークした。

 1―1で迎えた7回だった。1死満塁のチャンスに、開幕から9打席連続無安打の新助っ人ブリンソンの代打として登場。2番手右腕・勝野がカウント1―1から投じた3球目スライダーを叩いて三遊間を破り、勝ち越しとなる三走・岡本和をホームへ迎え入れた。

 この回、新キャプテンの4番・岡本和が先頭打者として中越え二塁打で出塁。続く5番・中田翔が四球で歩いた無死一、二塁のチャンスで打席に入った6番・坂本が初球で犠打を決めた。開幕から9打席ノーヒット中だった坂本にとっては2021年9月22日の広島戦(マツダ)以来557日ぶりとなる犠打。大城卓が申告敬遠され、ブリンソンの代打に長野がコールされると、オレンジに染まったスタンドからこの日一番の大歓声が上がった。

 そして、見事に結果に応えた長野は会心の笑みを浮かべて人差し指を掲げ“1番”ポーズ。打った本人より喜んでいたのがベンチにいた坂本で、満面の笑みとともに飛び上がって大喜び。巨人ファンにとっても思い出深い“サカチョー”コンビの復活となった。

 なお、長野の巨人での安打、打点はともに2018年10月4日の広島戦(マツダ)以来1641日ぶり。

 ▼長野 和真、翔、勇人みんながつないでくれたチャンスだったので何とかしなければという打席でした。ファンの皆さんの声援が打たせてくれました。ありがとうございます。

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