中日・涌井　HQSも打線不発で実らず　立浪監督「素晴らしい投球をしてくれた」

セ・リーグ   中日0ー2巨人 （ 2023年4月1日    東京D ）

＜巨・中＞移籍初先発で好投した中日・涌井（撮影・西川祐介）
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　中日・涌井の粘りは実らなかった。7回2失点、移籍初登板で今季初黒星。初回1死満塁で中田翔に中前適時打され先制点を献上し、6回には再び中田翔に左翼への2号ソロを被弾した。コースを丁寧に突きハイクオリティースタート（7回以上、自責点2以下）を記録したが、打線が不発。今季初の零敗で、12年以来となる開幕連勝は、ならなかった。

　立浪監督は「（涌井は）初回、満塁までいったが1点で抑えたし、7回2失点ですからね。素晴らしい投球をしてくれた」と、かばった。ただ、前夜の開幕戦から2戦5失点が全て中田翔の打点だけに、「意識してボール先行になってもよくないので、明日（2日）は消極的にならず、しっかり攻めていきたい」と投手陣に積極姿勢を求めた。（湯澤　涼）