【Rソックス吉田と一問一答】2戦連続で9回2死から相手の失策誘う 直後の劇的サヨナラに「凄いゲーム」

[ 2023年4月2日 10:45 ]

2023年4月1日、オリオール戦前にウオームアップを行う吉田正尚(AP)
Photo By AP

 レッドソックスの吉田正尚(29)が1日(日本時間2日)、本拠地・フェンウェイパークでのオリオールズ戦に「4番・左翼」で出場し、5打数無安打1三振だった。吉田は先発の右腕クレマーと対戦した初回2死一塁の第1打席は二ゴロ、3回1死二塁の第2打席は中飛。5回2死一塁の第3打席は左腕コローンに一塁ゴロに打ち取られた。1死一、三塁で迎えた7回は地元ファンからの“ヨシ”コールを浴びて打席に向かったが、左腕ペレスに3球三振だった。7―8とリードされた最終回2死の第5打席。抑えのバティスタに対して左飛を打ち上げ、万事休すかと思いきや、左翼手がこのフライを落球して一塁に到達。吉田は代走を送られてベンチに下がると、続くデュバルがこの日2本目の本塁打となる2ランを左翼に打ち込み、レッドソックスは9-8で劇的なサヨナラ勝ちを飾った。レッドソックスは1勝1敗のスタート。2戦を終えて、吉田の打率は.222となっている。試合後の吉田との一問一答は以下の通り。

 ――劇的なサヨナラ勝ち。
 「凄いゲームでした。2試合連続、すごいゲーム、打ち合いで」

 ――最後の瞬間はベンチでどう見ていたか。
 「みんなで行け、みたいな感じで見てました」

 ――左飛失策となった9回2死からの自身の打席は。
 「差し込まれました」

 ――2戦連続で9回2死から相手のエラーを誘うという珍しい結果は。
 「出塁して、結果的にデュバルがサヨナラを打ってくれたので、チームに、一応、勝ちに貢献できたっていう意味では。最後の最後までわからないっていうのは本当こういうゲームだなと感じました」

 ――いつもキャッチボールをしているデュバルが最終打席は単打が出ればサイクル安打達成だったという活躍で結果的には逆転サヨナラ2ラン。
 「いやもう頼もしいです。後ろにいますので、なんとかチャンスで回せるように今後もやっていきたいなと思います」

 ――守備ではグリーンモンスターからのクッションボールを問題なく処理していました。
 「距離感、そうですね、あ、取れるかなと思うけど、すぐフェンスなので、そこらへんはもう慣れもある。球場が変わった時に感覚というのがまた変わるので、そこはもうやりながらになっていくと思います」

 ――フェンウェイパークは左翼のファウルゾーンもかなり狭いですが。
 「そこも(ボールが)戻ってくると教えてもらっています。追い過ぎずに、ある程度、戻ってくるのも予測しながら、今日も風がライト方向に吹いていたのでなおさら戻ってくるっていうのは意識しながら守備についていました」

 ――打席では早いカウントで甘いボールがありました。
 「今日はファーストストライクを取られていたので、そこをもっと積極的にいかないと同じ結果になるのかなと思います。どんどん振りながら合わしていけたらなと思います」

 ――昨日は休めましたか?
 「そうですね。米国はあまり休みがないので、ゆっくりしていました」

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月2日のニュース